●羽咋、小松で猛暑日 県内熱中症アラート
30日の石川県内は正午までに羽咋で35.4度、小松で35.2度の猛暑日となり、金沢でも34.3度を観測するなど各地で厳しい残暑が続いた。雲が多い空の下、金沢港では9月1日午前0時に解禁となる底引き網漁に向け、漁師らが準備を進めた。
網の積み込みや氷の詰め込みに励んだ第8光福丸の大山諒機関長(25)は「海上の風が強くて心配だが何とか出漁したい。解禁日から豊漁となり、いい値が付けばいい」と期待した。
県内は湿った空気の影響で雲が広がりやすく、金沢地方気象台は、夜のはじめ頃まで急な強い雨や落雷に注意が必要としている。
気象庁などは県内に熱中症警戒アラートを発表し、対策と注意を呼び掛けた。