泉丘高の「一泉(いっせん)行列」は30日、金沢市内で行われ、生徒をはじめ、教職員や卒業生ら約150人が繁華街を練り歩き、今年で創立130年を迎える学校の歴史に思いをはせた。
一泉行列は泉丘高の前身「旧制金沢一中」の精神を継承しようと約30年間続いている。かつて一中があった金沢歌劇座前で行われた出発式では岡橋勇侍校長があいさつし、同校OBでつくる「一泉同窓会」の中村太郎会長が激励した。
参加者は吹奏楽部の演奏に合わせて歩を進め、香林坊や片町などを通り、学校までの約4.5キロを約1時間半かけて歩いた。