世界的マジシャン・ジョニー広瀬さん死去 白血病のため 75歳 夫婦コンビ「ジョニー広瀬&霞」でも活躍

マジシャンのジョニー広瀬(本名は非公表)さんが26日に白血病のため大阪市内の病院で死去したことが分かった。75歳だった。所属する吉本興業が30日、発表した。葬儀・告別式はすでに近親者で執り行われたという。

ジョニー広瀬さんは1948年3月22日生まれ、大阪市出身。1987年に吉本興業に所属した。ステージマジックからテーブルマジックまで幅広いレパートリーを持ち、その独創性に富むマジックは海外のファンも多く、2002年ハンガリー国際サーカスフェスティバルでは、日本を代表してゲストパフォーマーとして出演、ハンガリー特別賞を受賞した。イリュージョンマジックでは、「ジョニー広瀬&霞」として、霞夫人と一緒に活動。22年、マジシャンになったきっかけやマジック解説などを記した「ジョニー広瀬 奇術人生55年」を出版。近年は体調を崩し、舞台での活躍は少なくなっていたが、関西マジック界の重鎮として、多くのマジック仲間から慕われた。

13年4月、なんばグランド花月で吉本新喜劇「川畑マジック大成功」に出演、17年2月になんばグランド花月で開催された「舶来寄席2017winter」に演出としてマジック指導を行ったのが最後の舞台となった。

(よろず~ニュース編集部)

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