録音の元広島市議 検察の捜査を批判

河井夫妻による大規模買収事件をめぐり検事とのやりとりを録音していた元広島市議が会見を開き、検察の捜査について批判しました。

元広島市議の木戸経康被告(68)は検察による任意の取り調べについて、録音したファイルの存在があることを明らかにしています。

取り調べでは当初は否定していた買収の趣旨について、認めるよう繰り返し迫られたとし、録音を始めるようになったとしています。

木戸経康被告「やってもないことをやったとかいうのを何回も繰り返されたので、誰かが変わってせんといけんじゃろうと思って(録音を)しました。恐怖と恐れ、これにつきます」

木戸被告は公訴棄却を求めていて、判決は10月26日に言い渡される予定です。

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