京アニ社長、事件の公判に向けコメント「法の定めに従い、しかるべき対応を」

追悼式で取材に応じる京都アニメーションの八田英明社長(7月18日、京都市伏見区)

 36人が死亡した京都アニメーション第1スタジオ(京都市伏見区)の放火殺人事件で、殺人などの罪で起訴された青葉真司被告(45)の裁判員裁判が来月始まるのを前に、京アニの八田英明社長は30日、「法の定めるところに従い、しかるべき対応と判断をいただくほかないと承知しております」とのコメントを出した。

 京都地裁は初公判を9月5日、判決言い渡しを来年1月25日に指定している。八田社長は「亡くなられた社員、被害に遭った社員、近しい方々の無念を思うと、心が痛むばかりです」としている。

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