リバプールの日本代表MF遠藤航が、先発デビューとなったニューカッスル戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
今夏の移籍市場で電撃的にリバプールに加入した遠藤。中盤の補強にことごとく失敗した中での加入は、一部のファンからパニックバイだという懐疑的な目も向けられていた。
そんな中、加入した翌日のボーンマス戦では、アルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスターが退場処分となり、スクランブルでデビュー。すると第3節のニューカッスル戦は先発出場した。
昨シーズンは4位でフィニッシュしたニューカッスルとの試合は先制を許す展開に。さらに28分でヴィルヒル・ファン・ダイクが一発退場となり、数的不利を強いられる戦いとなった。
遠藤は58分で交代した中、チームはその後に安定感を戻し、最後はダルウィン・ヌニェスの2ゴールで逆転勝利。1-2で開幕無敗をキープした。
加入してまだ1週間でありながら先発起用された遠藤。チームへのフィットや戦術理解も難しく、「まだやるべきことを理解できていない」と、ユルゲン・クロップ監督も更なるフィットを期待するコメントを残していた。
その遠藤は、クラブのインタビューでニューカッスル戦について振り返り、難しい試合だったが、失点しないように努力していたと語った。
「実際にはとても驚くべき気持ちです。とても難しい試合で、10人でプレーしなければならなかったので、僕にとってはとても厳しい試合でしたが、勝てたことがとても嬉しいです」
「僕にとってはとても大変でしたが、ベストを尽くそうとただ努力しました。守備面では10人になった後、とにかく失点しないようにしました」
「それが僕の仕事でしたし、もちろん、僕はもっともっと良くなることができると思います」
「後半はとても厳しかったです。でも、ベストを尽くして、1-0をキープできました。とても重要なことだと思います」
「これこそリバプールだと思います。たとえ10人でプレーしていても、その試合に勝つチャンスがまだあるということです」
「素晴らしい感触がありますし、僕たちにはとても強力な攻撃の選手がいます」