エミネムの楽曲使用停止を求められた共和党大統領候補が歌詞で反応

2024年の米共和党大統領候補のビベック・ラマスワミが、エミネムの楽曲の著作権を管理する団体BMIから「Lose Yourself」の使用停止を求める文書を受け取ったことについて、自身の考えを述べた。

ラマスワミは米MSNBCに対し、「私は彼の意思を尊重します」と述べると、エミネムの人気曲「The Real Slim Shady」の歌詞を引用し、「だが、本物のスリム・シェイディは立ち上がってくれるだろうか?」と続けた。「エミネムは、かつて体制に立ち向かい、体制が彼に言って欲しくないことを物申す男だった。私と彼の政治的視点は違うかもしれないが、人生を経て人は変わっていくと思う。私は彼に対して希望を抱いている。彼がいつか、自身を偉大にした反逆者を再び発見することを。彼が人生においてその点で成功できるよう応援している」と彼は説明した。

現地時間8月12日に米デモインのアイオワ・ステート・フェアのステージで選挙活動中に「Lose Yourself」をラップしていたラマスワミは、これに対してエミネム側が楽曲使用停止通告書を送ったことを報じる英デイリー・メールの記事を今週初めにリポストしていた。この時も「The Real Slim Shady」の歌詞を引用し、「本物のスリム・シェイディは立ち上がってくれるだろうか?たった今、俺が思っているようなことを彼は言ってないよな?」と笑う絵文字とともに反応していた。

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