使用済み注射器でコロナワクチン接種 30代男性に延岡の医療機関

 延岡市が行った新型コロナワクチン接種事業で、同市内の協力医療機関の看護師が、30代男性に誤って使用済みの注射針を刺す事故が発生していたことが30日、分かった。市は2日付告示文書を市役所庁舎前の掲示板に張り出したが、報道機関への広報や交流サイト(SNS)などで市民へ広く公表はしなかった。市地域医療政策課は「市の公表基準に沿って対応した」としている。

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