ものづくり企業が商談会「カーボンニュートラルに注目」 めぶきFG

 栃木県や茨城県など関東一円のものづくり企業が参加するフォーラムが30日、茨城県つくば市で開かれました。

 このフォーラムは地域のものづくり企業と大企業とのマッチングを図るなど販路拡大に向け足利銀行と茨城県の常陽銀行を傘下に置く、めぶきフィナンシャルグループが毎年開いているものです。
今回は191の企業や団体がブースを出展しました。

 二酸化炭素削減など環境に配慮した製品のブースが多く見られるなかフォーラムでは関東経済産業局の斉藤諒調査官が「カーボンニュートラルと地域企業の対応」と題しセミナーを行いました。

 宇都宮市に本社があり屋根や太陽光パネルなどの製造や施工を行う「カナメ」は、今回のフォーラムが初出展となります。原油価格の高騰に伴い電気代が上昇するなか工場など施設への太陽光パネルの設置を呼びかけていました。

 一方こちらも初出展、那須烏山市に本社を置く産業ロボットなどを製造する「アヤラ産業」です。新型コロナなどが原因の人材不足が課題となるなか機械の力で生産性を補う一方環境に配慮した取り組みも行っています。

 めぶきフィナンシャルグループの秋野哲也社長と清水和幸副社長はカーボンニュートラルについてグループでも取り組んでおり多くの企業で取り組まなくてはならないと話します。

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