上三川の生沼家住宅にフォトスポット登場 ヒマワリの装飾で「映え」

黄色の装飾が目を引く生沼家住宅

 【上三川】上三川の国登録有形文化財「生沼家(おいぬまけ)住宅」にヒマワリの装飾を施したフォトスポットがお目見えした。

 ヒマワリの装飾は地元商店会と町が制作し、県道に面した建物東側の格子に計540個が飾られている。上蒲生の「ファッションえびはら」を経営する海老原光輔(えびはらこうすけ)さん(38)が5月に行われた地元商店会と町の意見交換会で「人々が町を訪れるフォトスポットを作りたい」と提案したのがきっかけとなった。

 意見交換会に出席していた商店会メンバーや町職員の協力も得て、8月上旬に制作を開始。「かみのかわサンフラワー祭り」に合わせ、黄色のクリアファイルを用いてヒマワリに見立てた装飾を手作りした。

 海老原さんは「第1段階として、うまくできたと思う。装飾を見に来た人が元気になってもらえたらうれしい」と呼びかけている。

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