G7広島サミットの警備を担った県警のサミット対策課が31日で廃止となります。
サミット対策課では課員たちが見守る中、入り口に設置されていた名板が外されました。5月に開かれたG7広島サミットでは県警で史上最大規模となる最大2万4000人態勢で警備が行われました。
サミット対策課は、去年7月におよそ50人で発足しました。多い時には100人態勢でほかの地域の警察官の応援の受け入れや警備態勢の構築、交通量の抑制を担当しました。
広島県警警備部 大木晋部長
「本警備の成功には地域住民をはじめとする県民・企業・インフラ事業者など多くの皆様方に多大なるご理解とご協力をたまわりましたことが何よりも大きな要因でございました」
サミット対策課の業務は31日で終わり、9月1日から課員たちはそれぞれ別の部署で業務に当たるということです。