続く猛暑、名残の水しぶき 健民プール最終日盛況

水遊びを楽しむ子どもたち=31日午前10時半、金沢市の健民海浜プール

  ●小松36度、金沢35度

 石川県内は31日も残暑が厳しく、正午までに小松で36.7度、金沢で35.5度を記録するなど、4観測地点で35度以上の猛暑日となった。金沢市の健民海浜プールでは今季の営業最終日を迎え、大勢の子どもたちが歓声と水しぶきを上げた。

 夏休み最終日という児童も多く、学童野球のチームメートと訪れた同市の森元伶音(れおん)君(10)は「今年は暑くて10回は通った。夏休みのいい思い出ができた」と笑顔で話した。

 プールによると、今季は記録的な暑さが続いたため営業最終盤も利用は好調。30日までの3日間は1600~1800人の来場があり、前年同期より500~600人多いという。

 金沢地方気象台は、加賀では空気が乾燥しているとして火の取り扱いに注意を呼び掛けた。

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