“元高校生平和大使” が団体を結成 署名活動を開始「核禁 締約国会議に政府は参加を」

核兵器の廃絶を訴えてきた元「高校生平和大使」たちが新たに団体を結成し、核兵器禁止条約に関する署名活動を始めました。

広島と長崎の元高校生平和大使を中心に新たに結成されたのは、「Connect Hiroshima」です。核兵器の廃絶を訴えて一緒に活動する若者を増やすために結成されました。

呼びかけた 大内由紀子 さんは去年、高校生平和大使として核兵器禁止条約の締約国会議に合わせた会合に参加し、被爆者の思いや核兵器廃絶を訴えました。

大内さんたちは、ニューヨークで11月に開かれる2回目の締約国会議に日本政府がオブザーバー参加するよう求める署名活動を始めています。

Connect Hiroshima 岡島由奈 さん
「核の問題に関心がない人たちに届けていくにはどうしたらいいのか。署名を通して輪を広げることを目標に活動したい」

署名活動はオンラインと対面の両方で行い、近く広島市の元安橋付近でも呼びかけるということです。

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