【サマーチャンピオン】武豊「早々に手応えが怪しくなった」ヘリオスは5着敗退

単勝1.9倍、断然の支持に推された武豊騎乗のヘリオスだったが、3コーナー過ぎからは手応えが劣勢に。道中は楽に2番手を追走しているかと思われたものの、勝負どころでは逃げ馬から徐々に突き放されていった。パタリとは止まってはいないが最後も一杯となり、鞍上の武豊騎手も首を傾げるように敗戦を振り返っていた。

5着 ヘリオス
武豊騎手
「いつもほど元気がなかったし、返し馬から妙に大人しかった。楽なペースだったけど、早々に手ごたえが怪しくなりました。残念です」

レース結果、詳細は下記のとおり。

31日、佐賀競馬場で行われた11R・サマーチャンピオン(Jpn3・3歳上オープン・ダ1400m)は、M.デムーロ騎乗の4番人気、サンライズホーク(せん4・栗東・牧浦充徳)が快勝した。2.1/2馬身差の2着に2番人気のオマツリオトコ(牡3・美浦・伊藤圭三)、3着に3番人気のレディバグ(牝5・栗東・北出成人)が入った。勝ちタイムは1:25.6(良)。

1番人気で武豊騎乗、ヘリオス(せん7・栗東・西園正都)は、5着敗退。

交流重賞初制覇

サマーチャンピオン・サンライズホークとM.デムーロ騎手 (C)Yushi Machida

M.デムーロ騎乗の4番人気、サンライズホークが嬉しい交流重賞初制覇を飾った。レースでは外枠から好ダッシュを決めてハナへ。断然人気のヘリオスが番手を追走して隊列は固まると、道中はマイペースの展開に。3コーナーを過ぎて手応えよく後続を突き放しにかかると、3馬身ほどのリードを保って直線を迎え、ゴール前ではまだまだ余力ある走りで2馬身半差をつける完勝だった。

サンライズホーク 9戦5勝
(せん4・栗東・牧浦充徳)
父:リオンディーズ
母:ローマンブリッジ
母父:ブライアンズタイム
馬主:ライフハウス
生産者:下河辺牧場

【全着順】
1着 サンライズホーク M.デムーロ
2着 オマツリオトコ 横山武史
3着 レディバグ 酒井学
4着 デンコウリジエール 団野大成
5着 ヘリオス 武豊
6着 ハナブサ 廣瀬航
7着 エスケイファースト 竹吉徹
8着 マテラユウキ 加茂飛翔
9着 ウノピアットブリオ 川島拓
10着 キタカラキタムスメ 田中直人
11着 クレールアドレ 山田義人
12着 ハナウタマジリ 山下裕貴

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