「調子は把握」も…チームで好調のMF南野拓実やFW大迫勇也は呼ばれず、森保一監督が説明「総合的に考えて決めた」

[写真:Getty Images]

31日、9月のヨーロッパ遠征に臨む日本代表メンバーが発表された。

6月には森保一監督の第二次政権で初勝利を含む連勝を収めた日本。9月はカタール・ワールドカップ(W杯)後初となる海外での試合となる。

カタールW杯でも対戦したドイツ代表とドイツで、そして2002年の日韓W杯以来の対戦となるトルコ代表とベルギーで対戦する日本。今回のメンバーには、W杯以来の復帰組として、DF冨安健洋(アーセナル)やMF田中碧(デュッセルドルフ)らが招集された。

森保監督は記者会見で、今回のメンバーについて問われ、FW小川航基(NECナイメヘン)、MF南野拓実(モナコ)、FW大迫勇也(ヴィッセル神戸)ら、所属チームで結果を残している選手が招集されていないことについて問われた。

その件については「まずは良いプレーをしているということは選考の段階でも選手たちのプレーを確認しているので、その判断の中でということです」とコメント。「名前をあげてくださった選手を含めて、見ている中で、それぞれの選手の調子も把握しています」と、各選手の現在のパフォーマンスや状態はチェックしているとした。

ただ、それでも選出はされず、大きな変更がない状況に。森保監督は「判断基準として1つではないですが、これまでの活動と今回とということを含めて、アジアの2次予選、アジアカップに向けて、未来、この先に向けてということを総合的に考えて決めました」とコメント。この先を考えた上での判断で、今回のメンバー選出、選外を決めたと語った。

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