【ワシントン共同】米商務省が31日発表した7月の個人消費支出（PCE）物価指数は前年同月より3.3％上がり、伸び率が3カ月ぶりに拡大した。6月は3.0％だった。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数上昇率は7月に4.2％となり、6月の4.1％から拡大した。
7月の物価指数、コア指数はそれぞれ市場予想と一致した。物価の高止まりを示した中で、2％の物価上昇率を目指している米連邦準備制度理事会（FRB）は9月の次回連邦公開市場委員会（FOMC）で政策金利をさらに引き上げるかどうかを慎重に判断する。
