エスタ閉館 200億円の需要どこへ 百貨店や大通地区に好機

45年間の営業を終えたエスタ(中央)。核テナントのビックカメラを含む9店はさっぽろ東急百貨店(右下)に移る

 半世紀近くにわたって多くの道民や観光客に親しまれたJR札幌駅前の商業施設エスタは、100店超のテナントを抱え、年間売上高200億円を超える巨艦店だった。昨年9月の同駅直結のパセオ閉館に続くテナント「大移動」で、集客力を高めたい百貨店や大通地区の商業関係者らが需要の取り込みを目指す。

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