ケルンは8月31日、ウニオン・ベルリンからドイツ人DFドミニク・ハインツ(30)を完全移籍で獲得した。契約期間は2024年6月30日までとなる。
カイザースラウテルンの下部組織出身のハインツは、190cmの屈強なセンターバック。2015年夏に加入したケルンで主力を担い、2018年夏に加入したフライブルクでもすぐさまレギュラーを獲得した。
だが、2020-21シーズン以降はケヴェン、ニコのシュロッターベック兄弟の台頭によってポジションを失い、2022年1月にウニオンへ完全移籍したが、新天地では足首のケガの影響などもあり、公式戦8試合の出場にとどまっていた。
そして、出場機会を求めるハインツは昨夏にボーフムへレンタル移籍。しかし、ここでも度重なるケガに見舞われ、ブンデスリーガ11試合の出場にとどまっていた。
約5年ぶりのケルン復帰となるハインツは、公式サイトで以下のように喜びを語った。
「ケルンに戻ってくることできて本当に嬉しい。ケルンを離れても、このクラブは僕にとって常に特別な存在であり続けた。家族も僕自身も、いつもここがホームだと感じていた。ケルンで再びプレーするチャンスが巡ってきたとき、すぐにそうしたいと思ったし、チームがシーズンを成功させる手助けをしたいと思ったんだ」