フラムMFジョアン・パリーニャのバイエルン移籍が前進。残すはクラブ間合意のみに

写真:今季の第3節アーセナル戦では、終了間際に貴重な同点ゴールを挙げた

ポルトガル代表MFジョアン・パリーニャがバイエルン・ミュンヘンと2028年までの5年契約で個人合意したようだ。イギリス『Sky Sports』電子版が報じている。 

同メディアによると、パリーニャはフラムに対し、バイエルンへの移籍の意思があることを通達済みで、フラム監督のマルコ・シウバもバイエルンからのパリーニャへの関心を認めている。

移籍金は推定5000〜6000万ユーロ(約79〜95億円)とされており、クラブ間での合意へ向けて交渉中だという。

パリーニャは2022年7月にスポルティング・リスボンから2000万ユーロ(約31億5570万円)の移籍金でフラムへ加入すると、1年目からリーグ戦35試合を含む公式戦40試合に出場を果たす。また、ポルトガル代表の一員として臨んだ自身初となるワールドカップでも、途中出場ではあるもののグループステージの全3試合に出場を果たした。

バイエルンはオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフのリヴァプールへの移籍が現実味を増している状況を受け、同じポジションをこなすパリーニャを代役として補強ターゲットにしている。 

一方、フラムは昨シーズンからの主力の一人であるパリーニャの退団となれば、9月1日に閉幕する夏の移籍市場での代役の獲得が急務となる。イタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、今シーズンに入りトッテナムでスタメンの座を失いつつあるMFピエール=エミール・ホイビュアの獲得に乗り出すとされているが、トッテナム会長ダニエル・レビーとのハードな交渉が待ち受けている。

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