段ボール製ドローンで攻撃 ロシア軍戦闘機に命中と報道

 【キーウ共同】ウクライナメディア「ウクラインスカ・プラウダ」は8月31日、ウクライナ保安局(SBU)が27日に行ったロシア西部クルスク州の飛行場への攻撃で、段ボール製の無人機(ドローン)を使用したと報じた。情報筋の話としている。無人機は戦闘機スホイ30やミグ29、移動式防空システム「パンツィリ」に命中したという。

 独立系通信社ウニアンは、使った無人機は16機で、オーストラリアの会社から入手したとの見方を報道。ワックスを染み込ませた紙とゴムを使用しているためレーダーで探知しにくいという。

 攻撃を巡っては、武装集団「ロシア義勇軍団」が、SBUと協力して行ったとの声明を出した。

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