いわてグルージャ盛岡、J2復帰正念場 現在11位、昇格圏まで7差

福島戦に向け、連係を確認するMF和田昌士(右から3人目)らいわてグルージャ盛岡の選手=盛岡市・純情産地いわてトラフィール

 J2復帰へ正念場のホーム2連戦に挑む。サッカーの明治安田J3のいわてグルージャ盛岡は2日に福島(14位)、9日にF大阪(5位)を盛岡市のいわぎんスタジアムで迎え撃つ。全38試合中24試合を終え、グルージャは9勝6分け9敗の勝ち点33の11位で、昇格圏の2位と勝ち点7差。8月は守備が安定し、上位陣と互角に戦った。終盤戦へ向けホームで連勝し、上位進出へ弾みをつけたい。

 チームは8月30日、盛岡市の純情産地いわてトラフィールで練習。「縦を消せ」「一瞬の隙を逃すな」など積極的に声をかけ合い、攻守の連係を確認した。チーム最多7得点のMF和田昌士は「試合に勝っても気を緩めずに練習できている。勝利のために次の試合もゴールを決めたい」と闘志を燃やす。

 グルージャは8月19日に首位愛媛と2-2で引き分け、前節の26日は2位富山に2-0で勝利。直近5試合で2勝2分け1敗と好調だ。ともに主力DFの田代真一、石田崚真がけがから復帰して守備が安定し、攻撃に厚みが増した。

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