「長崎くんち」フレーム切手販売 踊町のベストショット10選 9月1日から 日本郵便九州支社

長崎くんちを題材にしたオリジナルフレーム切手=日本郵便九州支社提供

 日本郵便九州支社(熊本市)は1日、諏訪神社(長崎県長崎市上西山町)の秋の大祭「長崎くんち」(10月7~9日)を題材にしたオリジナルフレーム切手を発売する。
 長崎くんちをPRして観光客誘致につなげようと、2017年から販売し、4年ぶり4回目。前回19年は2~3日で売り切れるほどの人気だったという。
 84円切手10枚の1シートに今年奉納する▽桶屋町「本踊」▽船大工町「川船」▽丸山町「本踊」▽本石灰町「御朱印船」▽栄町「阿蘭陀(おらんだ)万歳」▽万屋町「鯨の潮吹き」-を印刷。前回10年前に奉納した際の写真を使用している。
 1シート1500円で、約5100部。県内308の郵便局(一部簡易局は除く)で5000部、一部はお取り寄せ販売となる。5日から約100部を日本郵便のインターネットサイトで取り扱う。
 8月31日に県南部地区連絡会地区統括局長の岩永洋一・長崎末石郵便局長らが長崎市役所を訪れ、鈴木史朗市長に切手を贈呈した。岩永局長は「写真は踊町が選んだベストショットで楽しんでもらえる。切手を通して長崎市のPRの一助になれば」と語った。

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