【Players on Fire】一躍ナ・リーグMVPの有力候補に浮上した「ミスター300」

8月は27試合に出場して無安打は2試合だけ。今季22週目には6試合で打率.615を記録し、自身5度目の週間MVPを受賞した。シーズン終盤に向けて絶好調のムーキー・ベッツ(ドジャース)だが、そんな彼は野球以外でも才能を見せる「ミスター300」でもある。

日本時間8月21日から27日の1週間で打率は驚異の.615、6試合中5試合でマルチ安打を放ち、うち1試合では5安打と、ドジャースのムーキー・ベッツが絶好調だ。

8月24日のガーディアンズ戦では5打数5安打のパーフェクト。パーフェクトといえば、ベッツは高校2年生までプロボウラーを目指していたほどで、その腕前は現在でもプロ級だ。オフには全米のボウリング大会にも出場しており、過去に10回以上パーフェクトを達成しているという。2022年1月には自身のSNSでパーフェクト動画を投稿し、「ミスター300と呼んでくれ!」とメッセージも添えている。

超一流アスリートは何をやっても上手いのか、ベッツは過去にシルバースラッガー賞5回、ゴールドグラブ賞6回と攻守にわたってトップクラスの成績を残している。

これで現在、打率、安打、得点、打点、本塁打、四球、出塁率、長打率、OPSの全てがリーグ5位以内。2018年に首位打者(打率.346)と得点、長打率でリーグ1位の成績を残し、MVPを受賞しているが、ここ最近の大活躍で一躍、今季のナ・リーグMVP有力候補に浮上した。

類まれな身体能力で披露する驚愕プレーの数々や、頼りになるバッティング。そして、本業の野球のみならず、オフに行うボウリングからも目が離せない。スーパーアスリートのベッツが自身2度目のMVPに輝くのか。シーズン終盤も要チェックだ。

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