岩手県立大生、投票促すサイト制作 考えに近い候補を絞り込み

大学生の投票率アップに向け、ウェブサイトを制作した稲泉光さん(左)と榎本七海さん

 県立大の学生有志は、3日投開票の県議選(定数48)の立候補者の主な政策をまとめたウェブサイトを作り、公開している。候補者が特に進めたい政策を点数化し、若者ら有権者が自身の考えに近い候補者を絞り込めるように工夫。投票率が低い傾向の同世代の政治参加を促す。

 スマートフォンでも閲覧でき、まずは自身の選挙区をタップ。候補者が掲げる政策が優先度に応じて1位5点、2位3点、3位1点と配分され、共感する政策の横にある数字を足すと、最高点となった候補が自身の考えに近いとしている。

 「『誰に投票すればいいかわからない』を“いいね”で解決するサイト!」と銘打ち同大総合政策学部、看護学部の2、4年生計4人が作った。「大学生の投票率を上げ、若者の声を政治家に届けよう」との思いを込める。

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