栃木県、新種のダニ発見と発表 ニラの葉に寄生、湾曲被害

新種のダニが寄生し、葉が歪曲したニラ(県提供)

 栃木県農政部などは1日、ニラの葉に寄生する新種のダニを発見したと発表した。寄生したダニによって葉が湾曲する被害が確認されており、出荷できず収量の低下につながる恐れがある。現在、県内で3件の被害が確認されている。県は被害状況を把握するため、今月中に県内全農家を調査する方針。

 県によると、人体への害はなく、寄生したニラは商品として出荷されることはないという。

新種のダニが寄生して葉が歪曲したニラ(中央、県提供)

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