アムラバト獲得を諦めないユナイテッド、フィオレンティーナも歓迎の47億円超えオファー?

[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドはモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(27)を獲得するため、フィオレンティーナに歩み寄ったようだ。

今夏の移籍市場が最終日を迎えた中、ブラジル代表MFカゼミロの負担を軽減できる中盤の選手をまだ確保することができていないユナイテッド。かねてからアムラバト獲得に動き、フィオレンティーナやアムラバト本人も移籍を望んでいる状況にあるが、ユナイテッドは先に進めなければならない選手の放出を終えることができずにいた。

ファイナンシャルフェアプレー(FFP)の問題を考慮し、完全移籍ではなく、レンタルでの獲得を目指すのではないかという話も流れ始めていたが、イタリア『カルチョメルカート』によると、ユナイテッドは3000万ユーロ(約47億4000万円)程度の正式なオファーをフィオレンティーナに提示したとのこと。さまざまなボーナスを加味すると、その金額はさらに上昇するという。

この内容の正式オファーはフィオレンティーナにとって歓迎すべきものであり、アムラバトのユナイテッド移籍の流れは加速している模様だ。

その一方、フィオレンティーナはアムラバトの後釜としてナポリの元ドイツ代表MFディエゴ・デンメ(31)の獲得に着手。アムラバトのユナイテッド行きを容認するより前にデンメの交渉をまとめたいようだが、どちらの取引も期限内に完了させることができるのだろうか。

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