“無免許運転”中山真珠静岡県議の辞職求める請願 9月21日に審議へ 県議会議員運営委員会で決まる

無免許運転が発覚した中山真珠静岡県議(28)をめぐり、県議会は9月1日、市民から出された辞職を求める請願を9月定例会の開会日である9月21日に審議することを決めました。

【写真を見る】“無免許運転”中山真珠静岡県議の辞職求める請願 9月21日に審議へ 県議会議員運営委員会で決まる

1日に開かれた静岡県議会の議会運営委員会では、市民から議長宛てに提出された中山県議の辞職を求める請願について協議しました。

<静岡県議会 議会運営委員会 和田篤夫委員長>
「9月定例会開会日の9月21日の本会議で審議することでよろしいですか」
「異議なし」

協議の結果、市民からの辞職を求める請願について、9月定例会の開会日の9月21日に審議することを決めました。

中山県議をめぐっては8月、運転免許の失効に気づきながら車を運転していたことが発覚。

中山県議は、議員を続ける意向を示す一方で、議長との面談を繰り返しキャンセルし、県議会には「体調不良のため、9月末までの休養が必要」とする診断書が提出されました。

その後、無免許運転について、所属していた会派などに虚偽の説明をしたことも明らかになっています。

こうした状況を受け、自民、公明、ふじのくにの3会派は、中山県議に対して辞職勧告決議案を提出する方針を固めています。

1日の委員会の後には、辞職勧告決議案についても非公開で協議が行われ、議会運営委員会に所属する議員が署名議員となることなどを話し合ったということです。

辞職勧告決議案についても、市民からの辞職を求める請願を審議する9月定例会開会日の9月21日に提出される見通しです。

© 静岡放送株式会社