マンチェスター・シティ、ウルブスからマテウス・ヌネスの獲得を正式発表

写真:シティへの加入が決まったヌネス

マンチェスター・シティは9月1日、ウルブスからポルトガル代表MFマテウス・ヌネスを完全移籍で獲得したことをクラブ公式サイトなどで正式発表した。5年契約で、背番号はウルブス時代と同じ27番に決まった。

移籍金の額は明らかにされていないが、イギリス『スカイスポーツ』電子版によると5300万ポンド(約97億7610万円)となり、これはウルブスにとって記録的な売却額になるという。また、マンチェスター・シティにとってはクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチ、クロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオル、ベルギー代表FWジェレミー・ドクについで今夏、4人目の新加入選手であり、同クラブがこの4人に費やした金額は2億1610万ポンド(約398億5620万円)に上るという。

ヌネスはクラブ公式サイトでのインタビューで、マンチェスター・シティ加入の喜びを次のように語っている。

「ここに来ることができて、もちろんとてもうれしい気分だ。夢がかなった。イングランドのビッグクラブでプレーしたいと常々、思っていた。神様のおかげでそれが実現した。だからとても幸せだし、興奮している。新しいスタートが待ちきれないよ」

また、マンチェスター・シティからのオファーが届いた時の心境についても振り返っている。

「マンチェスター・シティに加わるという決断を下すのは簡単だった。実際のところ、シティが僕に興味を持っていると知った時、それについて熟考する必要はなかった」

また、ジョゼップ・グアルディオラ監督の存在も大きかったようで、「史上最高の指導者であるペップ・グアルディオラのもとで、世界最高のプレーヤーと一緒に仕事をするという機会を拒否することはできなかった」とコメント。「ウルブスでも多くのことを学んできたけど、このプレミアリーグで引き続き、成長し続けることができると思う。ファンのみんなと会うのが楽しみだし、シティのさらなる進化に貢献できればうれしいね」と抱負を述べている。

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