前線の人材を求めていたチェルシーは9月1日、マンチェスター・シティからU-21イングランド代表FWコール・パーマーを完全移籍で獲得したことをクラブ公式サイト等で発表した。7年契約で、1年間の延長オプションが付けられており、背番号は20番に決まっている。
移籍金の額は明らかになっていないが、イギリス『BBC』電子版によると、基本額が4000万ポンド(約73億7380万円)で、250万ポンド(約4億6090万円)のアドオンが付帯されているという。
パーマーはクラブ公式サイトでのインタビューで「ここでスタートを切れることに興奮しているし、契約を結ぶことができてうれしく思っている」とコメント。
「チェルシーに加わったのは、このクラブが掲げるプランに共感したからであり、自分の才能を発揮しようと試みるのに最適な場だと思ったからだ。若くてハングリー精神にあふれた陣容なので、ここでなら特別なことを成し遂げられると思っているよ」と移籍の理由を語った。
また、マンチェスター・シティ時代の同僚でもあり、今回、再びチームメートになったイングランド代表FWラヒーム・スターリングについても語っている。
「彼はいつも僕の面倒を見てくれた。感謝しているよ。僕がシティのトップチームに加わった時、彼は僕を温かく迎え入れてくれた。あれほどの地位と国際経験を持つ選手がそうしてくれたのは、僕にとって驚くべきことだった。彼は僕の才能を認めてくれたし、僕のトレーニングでの動きを注視してくれた。少しずつ話すようになり、たくさんの質問をするようになり、いつもコンタクトを取る間柄になった。彼とは数回しか一緒にプレーしていない。今、僕はあの頃より少し成長しているから、一緒に大きなことを成し遂げられればいいなと思っているよ」