バスケW杯、カボベルデ戦へ調整 日本、相手の身体能力を警戒

カボベルデ戦に向け調整する比江島=沖縄市体育館

 バスケットボール男子W杯の日本代表は2日の順位決定リーグO組最終戦のカボベルデ戦に向けて1日、沖縄市内で調整した。取材に応じた比江島(宇都宮)は相手の印象について「身体能力が高い」と警戒しつつ「粗い分、付け入る隙はある。速い展開に持っていきたい」と狙いを語った。

 世界ランキングは日本が36位で、初出場のカボベルデは64位。NBAでプレー経験がある221センチのE・タバレスを擁し、平均身長198センチは日本より6センチ高い。

 最終戦で日本が勝てば、パリ五輪出場権が与えられるアジア最上位が確定し、1976年モントリオール大会以来の自力での五輪出場が決まる。比江島は「自分の役割を果たして勝ち取れれば」と話した。

 報道陣には最後のシュート練習のみが公開された。

 順位決定リーグは1次リーグ各組3、4位が4チームずつ4組に分かれて17~32位を決める。1次リーグで同組のフィンランドとは対戦しないが、成績は持ち越す。通算2勝2敗の日本は負けても他のアジア勢の結果次第で五輪出場権を得られる。

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