アストンヴィラ、バルセロナからクレマン・ラングレをローン移籍で獲得

写真:アストンヴィラ加入が発表されたラングレ

アストンヴィラは9月1日、バルセロナから元フランス代表DFクレマン・ラングレをローン移籍で獲得したことをクラブ公式サイト等で発表した。ラングレは昨シーズン、同じくローン移籍の形でトッテナムに移籍して1年間を過ごしており、2シーズン連続でプレミアリーグでのプレーが実現することになった。

契約の詳細は明らかにされていないが、移籍マーケットに精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏のX(旧Twitter)によると、アストンヴィラがサラリーの75パーセントを負担することになるそうで、ウェブメディア『TheHardTackle.com』は、その額を1600万ユーロ(約25億1730万円)と見積もっている。残りの25パーセントはバルセロナが負担する。

アストンヴィラはプレミアリーグのシーズン開幕戦でイングランド代表DFタイロン・ミンゲスがヒザに重傷を負って長期離脱となり、代役となるセンターバックを探す中でラングレに白羽の矢を立て、獲得にこぎつけた。

ラングレはクラブ公式サイトでのインタビューに応じ、「ここに来ることができて、とても幸せな気分だ。真の喜びだよ」とコメント。

「昨シーズン、トッテナムでこのチームと対戦したけど、アストンヴィラを相手にプレーするのは本当に難しかった」と、昨シーズンの経験からアストンヴィラの強さを表現した。

「すでに監督とも会話をしている」と、ウナイ・エメリ監督とも話をしたことを明かしたラングレは、このように抱負を語っている。

「重要な指揮官のいるクラブに行くのは僕にとって大切なことだ。彼がアストンヴィラで指揮を執り始めて以降、チーム状態が上向き、トップレベルに達していったことは見たとおりだ。だから彼とこのチームで一緒に戦えるのは非常に幸せなことなんだ」

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