エバンスがユナイテッドと1年契約締結…今季終了までの残留が決定

[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドは1日、北アイルランド代表DFジョニー・エバンス(35)との1年契約を締結した。これにより、同選手は今シーズン終了まで残留することになる。

古巣との1年契約を勝ち取ったベテランDFはクラブ公式サイトを通じて喜びを露わにしている。

「常に我が家のような場所であるマンチェスター・ユナイテッドに加入できることを嬉しく思うよ。このクラブとファンは、15歳の頃から自分をプレーヤーとして、そして人として形作ってくれた。この才能豊かなチームの一員として、すべてが始まった場所に戻れることを嬉しく思う」

「プレシーズンの開始以来、監督とコーチングスタッフの下で仕事をするのが本当に楽しかったし、この素晴らしいフットボールクラブでこのグループが成功を収められるよう一緒に手助けできることを楽しみにしているよ」

ユナイテッドの下部組織で育ち、ファーストチームでも通算198試合に出場した経験を持つエバンス。2015年夏の退団後はWBAを経て、レスター・シティに在籍していたが、今夏で契約満了となっていた。

新天地を探すなか、古巣ユナイテッドへの練習参加を経て、7月18日に月末までの短期契約を締結。これはプレシーズンマッチ出場を主な目的としたものであり、エリク・テン・ハグ監督へのアピール次第で正式な契約を勝ち取る可能性もあると伝えられていた。

35歳を迎えて古巣復帰という思いがけないチャンスを得てから2カ月強、8月に入ってからはユナイテッドのU-21チームでトレーニングを積んでいたようだが、首脳陣は元フランス代表DFラファエル・ヴァランとイングランド代表DFルーク・ショーの離脱を受け、エバンスとの1年契約を決断したようだ。

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