台風などに備え「QRコード」で避難行動確認 高齢者向けスマホ講座

 台風などに備え自分自身の避難行動をあらかじめ決めておく「マイタイムライン」をスマートフォンで活用してもらおうと、宇都宮市で1日、高齢者などを対象に講座が開かれました。

 宇都宮市の姿川地区市民センターで開かれたのは、高齢者などを対象としたスマートフォン教室です。姿川地区では高齢者などがデジタル化の波に取り残されないように、QRコードの利用を促進しています。

 1日が防災の日であることから、教材の一つとして使われたのは、台風などの際の避難行動を時系列順にまとめた「マイタイムライン」をQRコードで読み取れるマグネットシートです。姿川地区市民センターの調べによりますと、マイタイムラインをQRコードの形で配布するのは全国でも初めてだということです。

 参加者たちはQRコードを読み取り、スマートフォンの使い方を学びながらいざという時の避難行動を確認していました。

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