テイラー初の月間リスナー1億人達成、ドージャ・キャットのニューAL、“健康状態は良好”:今週の洋楽まとめニュース

今週の洋楽まとめニュースはテイラー・スウィフトに関する話題から。

現地時間2023年8月29日、テイラー・スウィフトがSpotifyで新記録を樹立し、同プラットフォームで月間リスナー数1億人を達成した史上初の女性アーティストとなった。この快挙をSNSで発表したSpotifyは、“クイーンらしい振る舞い”と称した。

テイラー・スウィフト、女性アーティストとしてSpotify史上初の月間リスナー1億人達成

現地時間2023年8月29日、ドージャ・キャットが4thスタジオ・アルバム『Scarlet』を9月22日にリリースすることを発表した。

ドージャはこのニュースを自身のインスタグラムで共有し、深紅のクモが描かれたアートワークも公開した。彼女は、キャプションに「SCARLET 9月22日」と綴り、クモの絵文字を添えた。

同アルバムからすでに2曲が先行配信されており、6月にリリースされた「アテンション」は米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で最高31位を記録し、TikTokでのバイラル・ヒットがストリーミングとセールスが後押しした「ペイント・ザ・タウン・レッド」は最新のHot 100でトップ5入りした。

ドージャ・キャット、最新アルバム『Scarlet』を9/22にリリースすることを発表

エルトン・ジョンが転倒し、フランスの病院で一晩過ごしたものの現在は自宅に戻っていることがわかった。現地時間2023年8月28日、彼の広報担当者はに米ビルボードに対し、76歳のエルトンが27日に南フランスの自宅で転倒した後に“予防措置として地元の病院に行った”と認めた。

この担当者は、健康診断の結果エルトンは“すぐ(28日の朝)退院し、現在は自宅に戻り、健康状態は良好”だと付け加えた。数年前から足を引きずって歩いているエルトンは、昨年6月にドイツの空港で車椅子に座るのを助けられている写真と共に、彼が“弱々しく”なっているとタブロイド紙に報じられたが、自分は大丈夫だとファンに断言していた。当時彼は、2時間半の“盛り上がった”公演後に閉まったライプツィヒ空港に到着し、飛行機までの“非常に長い道のり”に直面したため、腰に負担をかけないよう車椅子に乗ることを勧められたと説明していた。

エルトン・ジョン、転倒後に入院するも現在は帰宅し“健康状態は良好”

さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、オリヴァー・アンソニー・ミュージックの「リッチ・メン・ノース・オブ・リッチモンド」が2週目の首位を獲得。先週、米ビルボードのいずれのチャートにもランクインしたことがないアーティストとして、初登場1位獲得という史上初の記録を打ち立てた。2週目の今週は、セールスが減少したものの、ストリーミングは増加の2,290万回、エアプレイも増加の230万回にそれぞれ数字を伸ばした。

オリヴァー・アンソニー・ミュージックに続き、今週もTOP3は2位がルーク・コムズの「ファスト・カー」(7週連続)、3位もモーガン・ウォレン「ラスト・ナイト」がランクインして、TOP3をカントリー勢が独占した。

【米ビルボード・ソング・チャート】オリヴァー・アンソニー・ミュージック2週連続首位、ドージャ・キャットTOP10入り

そして、アルバム・チャートでは、トラヴィス・スコットの『ユートピア』が4週目の首位を獲得した。自身の記録としても2018年に3週を記録した前作『アストロワールド』を上回り、自己最長記録を更新している。

2位も、先週に続きモーガン・ウォレンの『ワン・シング・アット・ア・タイム』が同位をキープ。そして、今週3位には、アイルランド出身のシンガー・ソングライター=ホージアの新作『アンリアル・アンアース』がデビュー。本作は、2019年3月にリリースした前作『ウェイストランド・ベイビー』から約4年半ぶり、3作目のスタジオ・アルバムで、デビュー作から3作連続でTOP3入りを果たしている。

【米ビルボード・アルバム・チャート】トラヴィス・スコット『ユートピア』4週連続1位、ホージア初登場3位

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