「チーム長崎一丸で」 鹿児島国体 長崎県選手団が出発式 会期前開催の6競技 

ガンバロー三唱で気持ちを一つにする県選手団=県庁

 特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」の会期前開催6競技(水泳=競泳・オープンウオータースイミング・水球、ローイング、ビーチバレーボール、体操、レスリング、ゴルフ)の長崎県選手団の出発式が8月31日、県庁で行われ、選手たちが健闘を誓った。
 鹿児島国体は第75回大会として2020年に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となり、今年、特別国体として38競技(特別競技の高校野球を含む)を実施する。10月7~17日の会期に先立ち、6競技が9月16~24日に行われる。
 出発式には選手、監督、コーチら約80人が出席。浦真樹副知事が、レスリング少年男子の伊藤優監督(島原高教)と岩本健生(島原工高)に監督証と選手証、体操少年女子の寺井志桜(創成館高)に団旗を手渡した。
 選手を代表してローイング少年男子の川口真巧(長崎明誠高)が「支えてくれた方々への感謝の気持ちを忘れず、努力してきた自分たちの力を信じ、チーム長崎一丸となって戦う」と決意表明。浦副知事は「昨年の栃木国体は総合45位と悔しい結果だった。目標の総合20位台の達成に向けて、後に続く選手団に勢いをつけてほしい」と激励した。

© 株式会社長崎新聞社