アール・ヌーヴォーの代表的な画家、アルフォンス・ミュシャの特別展が2日、ひろしま美術館で始まりました。
ミュシャは19世紀末から20世紀にかけてフランスなどで活躍しました。
ポスターからお菓子のパッケージ、そして油絵など様々なジャンルの作品を制作し、ミュシャはマルチアーティストの先駆者と呼ばれています。
演劇のためのこのポスターはパリで大評判となり、ミュシャを一躍有名にしたということです。
チェコの民族衣装をまとった友人の娘です。晩年のミュシャはふるさとチェコに思いを寄せた、多くの作品を残しているということです。
ひろしま美術館 農澤美穂子学芸員
「顔や手をものすごく写実的に描き、それと幾何学模様を組み合わせるのがピカイチの画家だった」
約170点を集めたミュシャの特別展は10月29日まで開かれています。