美術を学ぶ高校生の作品展 総勢73人が約100点を展示 香川

大西・アオイ記念館(高松市上林町)で、高松工芸高校の美術科の生徒による作品展が開かれています。1年生(26人)は水彩画とデザイン画を、2年生(23人)は水彩画、油彩の自画像、デザイン画を、3年生(24人)は油彩画、彫刻、デザイン画、日本画をそれぞれ制作しました。

油彩画・増田陽葉さん(3年)

3年生の増田陽葉さんの油絵には、老若男女が暮らす理想の家々を建設する様子を描いていて、犬を連れた人や、お年寄りも集まってきています。

水彩画・安富帆香さん(2年)

2年生の安富帆香さんの水彩画には、透明な金魚鉢の奥に見えるガラスコップが湾曲する様子などを丁寧に描いています。

紙皿デッサン(2年)

お菓子やくだものが並ぶテーブルは……よく見るとお皿の上のサクランボなどはすべて鉛筆でデッサンしたもの。トリックアートの作品です。

芸術家を目指す高校生たちが情熱を込めて制作した「高松工芸高校 美術科作品展」は、大西・アオイ記念館(高松市上林町)1階ギャラリーで9月18日まで開かれています。入館料100円(高校生以下、障害を持たれた方は無料)。

© 株式会社瀬戸内海放送