フロント2輪の絶大な安定感!トリシティ125【バイク買取調査隊】

トリシティ125の車種プロフィール

フロント2輪/リヤ1輪の3輪オートマチックコミューターとして2014年9月に発売。ヤマハは、このような形状のモデルをLMW(リーニング・マルチ・ホイール)と呼び、この後に続いていくLMWの第一弾としてこのトリシティ125を登場させた。2015年にはABSを搭載。2018年には可変バルブ機構を備えた新エンジン、新型フレームを採用。2023年モデルではアイドリングストップ機構を新装備し、ホイールベースの延長なども受けた。

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車両の特徴

トリシティ125の最大の特長であるフロントまわり。
2輪それぞれにサスペンション機構を持つ「パラレログラムリンク」を採用し、走行時の安定感を大きく向上させている。
通常のオートバイと比較するとロードホールディング性や乗り心地にすぐれる革新的な構造となっている。

重心位置をはじめとする車体構成はMotoGPなどのレースフィールドで培ってきた技術をもとに設計されている。
スクーターでありながら前後の重量配分が50:50に設定されており、これもすぐれた運動性能の要因となっている。

シート下のラゲッジスペースは約20L。
ヘルメットが1個収納できるほどの容量が確保されている。

エンジン

水冷4ストローク2バルブSOHCの単気筒の124ccエンジンを搭載。
ボア×ストロークは52.4mm×57.9mmのロングストロークエンジンで、極低回転域から実用的なトルクを発揮する扱いやすい特性になっている。

最高出力は11ps/9,000rpm、最大トルクは10N・m/5500rpmを発生する。

足回り

フロントサスペンションは、縦に2本ずつ配列されたフロントフォークがそれぞれのホイールを支える。
つまり合計4本のフォークで構成されている。

縦に配列された2本のうち、サスペンションの役割を果たしているのは1本のみで、残る1本はサスペンションのストロークをガイドする役割を担っている。

リヤサスペンションは、一般的なスクーターに採用される2本のショックアブソーバーによって懸架するユニットスイング式を採用。

ブレーキは前後ともシングルディスク。
キャリパーはニッシン製、シングルポットピンスライドの型押し式だ。

また、「ユニファイドブレーキ」と呼ばれる前後連動ブレーキを採用。
左手のレバーを握るとリヤブレーキが作動するだけでなく、フロントにも制動力が配分される。

走り

フロント2輪がもたらす車体の安定感は絶大。
ワインディングでもその恩恵は大きく、安全に走ることができることはもちろん、スポーティな走りも可能だ。

もしコーナリング中にフロントブレーキを強くかけてしまっても、スリップダウンする心配は極めて少ない。
この独特の走行性能は、多くのユーザーの安全性に寄与するはずだ。

※当記事は動画「MOTO BASIC」協力のもと、モトメガネが編集構成した記事となります

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