原爆の子の像モデル佐々木禎子さんのミュージカル始まる 広島

2日、ハワイの子どもたちによる、原爆の子の像のモデルとなった佐々木禎子さんの生涯を描いたミュージカルが、広島市内で始まりました。

ミュージカルは2歳のとき広島で被爆した佐々木禎子さんが、運動会のリレーに同級生と協力して取り組んだことや、千羽鶴を折りながら病気と闘う姿などが描かれています。

ハワイの子どもたちが禎子さんの生涯を歌と踊りで表現し、ニューヨークやロサンゼルスなどでも公演され、全米で平和の尊さを訴えています。

広島での公演は初めてで、会場には禎子さんと小学校時代の同級生も姿を見せました。

佐々木禎子さんと同級生の川野登美子さん「禎ちゃんが当時の姿に見えた。一緒に鶴も折りましたし、そのときの模様がすごく思い出された。素晴らしいアメリカの子どもたちだと思います。」

公演は広島市中区のJMSアステールプラザ会場で、3日まで行われます。

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