ダニ・ペドロサがKTMと契約更新。2024年以降もMotoGPマシン『RC16』の開発ライダーを継続

 9月2日、レッドブルKTMファクトリー・レーシングはダニ・ペドロサと2024年以降のMotoGPテストライダーにおける契約を更新したと発表した。

 2017年にMotoGPデビューを果たしたKTMは、当初はミカ・カリオがテストライダーを務めていた。そして2018年にMotoGPの現役を引退したペドロサが2019年からKTMに加わり、KTM RC16の開発を進め、2020年にブラッド・ビンダーがKTMのMotoGP初勝利を収めている。

 現在ペドロサは、レッドブルKTMファクトリー・レーシングのテストライダーとして、ミカ・カリオや今季から加入したジョナス・フォルガーとともに開発を担当している。実戦では、ワイルドカードで2021年の第10戦スティリアGP、2023年の第4戦スペインGPを経験。第12戦サンマリノGPの出場も予定されている。

 そんななか、2024年もKTMのMotoGPテストライダーをペドロサが継続して務めることが決まった。

2023MotoGP:ダニ・ペドロサ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)

■ダニ・ペドロサ
「ここ数年間はとても効果的だったことから、KTMと共に作業を継続できることを大変嬉しく思い、感謝したい。僕たちは徐々に進歩してきたけど、常にポジティブで、ライダーたちは上位に近づき、いくつかの良い結果をもたらした」

「MotoGPクラスでは、バイクがさらに重要になっていると思われるから、この方向性でバイクの開発を続けて行きたいと考えている。チームの一員になれることを本当に嬉しいし、たとえヘレスがファンのみんなにとって本当に特別だったとしてもミサノが楽しみだよ!」

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