9月の日本代表メンバーに選ばれた古橋亨梧、前田大然など5名の日本人選手が所属する名門セルティック。
チームの代名詞であるグリーンとホワイトのフープス(ボーダー)デザインの使用開始から120周年を記念した限定ユニフォームが1日、クラブとキットサプライヤーadidasの双方から発表となった。
Celtic 2023-24 adidas Hoops 120th Anniversary
セルティック 2023-24 adidas フープス120周年記念 ユニフォーム
ボーダーデザインの使用開始から120周年を祝う特別ユニフォームは、非常にクラシックなデザインが登場。胸のadidasロゴは目立たないようにシルバーで施され、エンブレムですら存在感を薄めている。
肩のスリーストライプスも同色のグリーンで彩りステルス状態に。
120周年に敬意を表してのことか、少なくとも今回発表となったユニフォームに胸スポンサー「dafabet」と背中スポンサー「MAGNERS」のロゴは見当たらない。
今では“緑白ボーダーユニフォーム”がセルティックの代名詞となっているが、クラブ創設直後の1889年から1903年までは緑白の「縦じまデザイン」ユニフォームを使用していた。
現在のようなボーダーは1903年8月15日に導入され(※29日説もあり)、現在まで不変の鉄板デザインとして使い続けている。
また、白縁のクルーネックを採用した今回のデザインは、1960年代に偉業を成し遂げた伝説のチームに敬意を表したものかもしれない。
セルティックは1966-67シーズンのチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)決勝でインテルと対戦。試合は2-1でセルティックが勝利し、クラブ史上初の欧州制覇を成し遂げた。
今回のデザインは、決勝戦の地名から“リスボン・ライオンズ”と呼ばれる当時の優勝チームに敬意を表し、彼らが着用したユニフォームと同じように太めの白縁クルーネックを採用したと考えられる。
実はフープス記念ユニフォームは今回が初めてではない。
今から20年前の2003-04シーズンには「フープス100周年記念」が登場した。基本的には通常のホームユニフォームなのだが、背面の首元に“100 YEARS OF THE HOOPS”と刻んだセンテナリーパッチを装着している。
今回の120周年記念では古橋亨梧が着用モデルとして登場!
【関連記事】名門セルティック、2000年代「最高に美しいユニフォーム」7選
数量限定での販売となるフープス120周年記念ユニフォームは、セルティックの公式オンライストア他で販売中。
実際の試合での着用予定も気になるところだが、現時点で着用試合は発表されていない。
今や世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!