9月2日、札幌競馬場で行われたG3・札幌2歳ステークスは、3番人気のセットアップが鮮やかな逃げ切りで重賞初制覇を飾った。1番人気に支持された武豊騎乗のガイアメンテは、スタートがひと息で後方からの競馬となり、積極的に押し上げていったものの6着に敗れた。
札幌2歳S、勝利ジョッキーコメント
1着 セットアップ
横山武史騎手
「ちょっとテンション上がりやすい子ですけど、人間に対してすごい素直だから乗っていても操縦しやすいですし、本当に良いスタートをきってくれました。馬場が結構悪かったので、外と内迷ったんですけど、ダートもこなせそうな走り方しているので馬を信じてここは内行ってみようと思って、想像以上に強かったですね。こんなに離せると思わなかったです。距離的には2000よりはマイルの方がこの子には合っているかなという感触ではあるんですけど、現状特に大きなクセもないですし、先ほども言ったように鹿戸厩舎とのコンビでエフフォーリア以外にも重賞を勝ったということは僕的にも、厩舎的にも士気が上がると思いますし、楽しみです。毎年北海道で重賞に縁が無かったので、今年は函館と札幌両方獲ることが出来て本当に良かったです。応援してくれた皆様本当にいつもありがとうございます。この子の良さを更に今後もいかした騎乗が出来ればなと思います。これからもよろしくお願い致します」
レース結果、詳細は下記のとおり。
2日、札幌競馬場で行われた11R・札幌2歳ステークス（G3・2歳オープン・芝1800m）は、横山武史騎乗の3番人気、セットアップ（牡2・美浦・鹿戸雄一）が快勝した。4馬身差の2着にパワーホール（牡2・栗東・昆貢）、3着に2番人気のギャンブルルーム（牡2・栗東・大久保龍志）が入った。勝ちタイムは1:50.5（稍重）。
1番人気で武豊騎乗、ガイアメンテ（牡2・栗東・須貝尚介）は、6着敗退。
ガイアメンテはスタート決まらず…
横山武史騎乗の3番人気、セットアップが鮮やかに逃げ切って重賞初制覇を飾った。スタートを決めてあっさりとハナへ。向こう正面では後続に3馬身ほどのリードを保った逃げを展開すると、3コーナー過ぎからさらに後続を突き放しにかかり、直線入口ではセーフティリードをキープ。2着に4馬身差をつける完勝劇で未勝利からの連勝を飾った。1番人気に支持された武豊騎乗、ガイアメンテは6着敗退。
セットアップ 3戦2勝
（牡2・美浦・鹿戸雄一）
父：デクラレーションオブウォー
母：スリーアロー
母父：アルデバラン2
馬主：嶋田賢
生産者：フジワラフアーム
【全着順】
1着 セットアップ 横山武史
2着 パワーホール 横山典弘
3着 ギャンブルルーム 松山弘平
4着 マーゴットソラーレ 佐々木大輔
5着 トレミニョン 西村淳也
6着 ガイアメンテ 武豊
7着 ロジルーラー 菅原明良
8着 カイコウ 落合玄太
9着 ウールデュボヌール C.ルメール
10着 グランルーチェ 浜中俊
