ファーガソンのハットトリックでブライトンが難敵相手に3-1完勝。三笘は1アシストを記録|プレミアリーグ

写真:ハットトリックでチームを勝利に導いたファーガソン

現地時間9月2日、プレミアリーグ第4節のブライトンvsニューカッスルの一戦が、アメリカン・エクスプレス・スタジアムで行われた。

ホームのブライトンは、ウェストハムに1-3と完敗を喫した前節から2カ所を変更。右サイドバックにはジェイムズ・ミルナーに代わりジョエル・フェルトマンが入り、右センターバックにはアダム・ウェブスターに代わりヤン・ポール・ファン・ヘッケが入った。ここまでの3戦と同様、三笘薫は左ウイングで先発を果たした。

一方、前節で10人のリヴァプールに大逆転勝利を許したニューカッスルも、最終ラインに変更を加えた。左センターバックにスフェン・ボトマンに代えてダン・バーンを置き、左サイドバックにはマット・ターゲットが起用された。

開始直後の3分、ニューカッスルは相手陣内の深い位置でブライトンのクリアミスを拾うと、サンドロ・トナーリが中央のアレクサンデル・イサクへクロスを送る。イサクはダイレクトで合わせるもゴール右に外れる。

14分にはブライトンが相手陣内でボールを回し、三笘からのパスを受けたビリー・ギルモアが縦パスをエヴァン・ファーガソンへ。ファーガソンは左足でシュートを打つも、これはGKニック・ポープの正面に。

20分を過ぎてブライトンがシュート7本、ニューカッスルが2本と、試合は序盤から互いに好機を作る激しい展開となる。

迎えた27分、ブライトンは三笘が相手GKポープにプレッシャーをかけるとミスキックを誘発する。ペルビス・エストゥピニャンがこのボールを収め、左に開いていた三笘へパス。三笘の左足シュートはGKに弾かれるも、こぼれたボールをギルモアがダイレクトでミドルシュートを放つ。再びGKが弾いたところに、最後はファーガソンが詰めて先制ゴールを挙げる。

前半はこのままスコアは動かず、1-0で試合を折り返す。

後半に入ってもブライトンが優位に試合を進め、自陣では丁寧なビルドアップで相手を引き出し、機を見た縦パスで攻撃のスイッチを入れて相手ゴールに迫る。ニューカッスルは流れを変えるべく、58分に一気に3枚替えを敢行。トナーリ、アルミロン、ジョエリントンを下げ、ショーン・ロングスタッフ、エリオット・アンダーソン、カラム・ウィルソンを投入する。

しかし、相手ゴールをこじ開けたのはブライトンのほうだった。65分、ピッチ中央でボールを持ったギルモアが前方のファーガソンへボールを渡すと、ファーガソンは遠目から右足を振り抜き、ゴール右隅にシュートを突き刺した。

勢いに乗ったブライトンは70分、三笘が相手陣内をドリブルで駆け上がると、ペナルティエリア手前にいたファーガソンへ渡す。ファーガソンは左足でコースを狙うシュートを放つと、相手DFに当たってコースが変わりゴールに吸い込まれた。

その後、ブライトンは余裕をもってボールを回し、試合を終わらせにかかる。しかし90+2分、ニューカッスルは自陣からのロングボールに抜け出したウィルソンがファン・ヘッケをかわして1点を返す。

しかしニューカッスルの反撃もここまで。3-1で試合が終了し、ブライトンが難敵ニューカッスルを相手に大きな勝利を挙げた。
 

◉試合結果

ブライトン 3-1 ニューカッスル

1-0 27分 エヴァン・ファーガソン(ブライトン)
2-0 65分 エヴァン・ファーガソン(ブライトン)
3-0 70分 エヴァン・ファーガソン(ブライトン)
3-1 90+2分 カラム・ウィルソン(ニューカッスル)

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