1980(昭和55)年9月3日、中国に亡命していた元日本共産党幹部の伊藤律氏が29年ぶりに帰国。連合国軍総司令部(GHQ)による追放令で51年に密出国していた。政府の最高機密情報をソ連に流していたゾルゲ事件を特高に密告したスパイ説も出て注目されたが、昭和史の謎には口を閉ざしたまま89年、76歳で没。
<あのころ>伊藤律氏29年ぶり帰国 昭和史の空白語らず
- Published
- 2023/09/03 07:30 (JST)
- Updated
- 2023/09/03 07:47 (JST)
1980(昭和55)年9月3日、中国に亡命していた元日本共産党幹部の伊藤律氏が29年ぶりに帰国。連合国軍総司令部(GHQ)による追放令で51年に密出国していた。政府の最高機密情報をソ連に流していたゾルゲ事件を特高に密告したスパイ説も出て注目されたが、昭和史の謎には口を閉ざしたまま89年、76歳で没。
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