ちゃんこ「熱々」、地域住民ら堪能 茨城・龍ケ崎の式秀部屋

大相撲式秀部屋の力士らと記念撮影するイベントの参加者=龍ケ崎市佐貫

大相撲の式秀部屋(茨城県龍ケ崎市佐貫)で2日、稽古見学やちゃんこ試食のイベントがあり、地域住民らが力士と交流した。元幕内北桜の式秀親方(51)は「龍ケ崎あっての部屋だ。少しでも恩返しをしたい。相撲を好きになってもらえたら」と実感を込めた。同部屋に親しんでもらおうと、市が初めて開催した。

参加者はほかに、力士と記念撮影をしたり、髪結いの実演を見たりした。家族で訪れた市立龍ケ崎西小1年の鬼頭雅さん(6)は、特製のちゃんこを味わい「熱々でおいしい。お相撲さんは汗びっしょりで頑張っていた」と満足そうだった。

10日が初日の秋場所を前に、三段目の爆羅騎(29)は「声をかけられた。応援がパワーになる」、市立城西中出身で序ノ口の小山桜(17)は「子どもたちがうれしそうで、自分も楽しかった。力を尽くしたい」と語った。

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