西海市西海町石田地区の石田公民館で8月31日、「子ども食堂」が開かれ、子どもたちが食や音楽などを通じて、地域の人たちとの交流を深めた。
夏の思い出づくりとともに、元気に2学期をスタートしてもらおうと、同地区の民生委員、川口みづほさん（67）が企画。スーパーや住民らが食材を提供し、生きがいづくりに取り組んでいる「わいわいサロン」の高齢者らが料理を用意するなど、地区が一体となり協力した。
地元の小中学生11人と、川口さんが携わる大島学童クラブ（同市大島町）の子ども20人が参加。佐世保市在住のギタリスト上野裕介さんによる演奏と妻の涼子さんによる朗読を聞き、心を癒やした後、流しそうめんやカレーライス、フルーツなどを味わった。
竹細工やバウムクーヘン作りもあり、子どもたちは興味津々。心と胃袋を満たしながら、世代を超え楽しいひとときを過ごした。
