静岡の宝「お茶の伝統技術」を継承 茶手揉保存会が講習会=静岡市

お茶の手揉み技術の向上や伝統文化を継承するため、静岡市の茶手揉保存会が9月3日、講習会を開きました。

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<講師>
「葉っぱが噴水のように噴き出てるような。そうなると完璧な葉振れができている」

9月3日に開かれた講習会には、静岡市茶手揉保存会の会員約25人が参加しました。

講習会では、「茶匠」や「師範」と呼ばれる名人が講師となり、茶葉の揉み方や力の入れ具合などの実演を交えた指導に、参加者たちは真剣な表情で取り組んでいました。

<静岡市茶手揉保存会 牧野力雄会長>
「できるだけ大勢の人に基本の揉み方を覚えていただいて継承していきたい」

会場には、2023年7月に行われた品評会の入賞作品も展示されました。

保存会の牧野会長は、「引き続き、技術を伝える機会をつくっていきたい」と話していました。

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