福井県福井市社南、社西、社北、清水北地区の有志ボランティアらでつくる「日野川大花火2023実行委員会」は、10月8日に日野川河川敷で花火大会を開催する。福井新聞社などによるクラウドファンディング(CF)サービス「ミラカナ」で運営資金を募っている。締め切りは9月25日。
新型コロナウイルス禍で薄れつつあった地域住民のつながりを保とうと2020年から開催している。当日は河川敷に観覧ブースを設け、間近で花火を堪能できる。午後7時ごろから1尺玉をはじめとする約3000発が打ち上がる。
このほか、福井少年運動公園で高所作業車などに乗り込める「働く車体験」や指定ポイントを撮影して回るフォトロゲイニングも楽しめる。岡田英之実行委員長(50)は「地域を盛り上げようと準備を進めてきた。目いっぱい楽しんでほしい」と話している。
CFの目標額は100万円で、3千~10万円の12コースある。金額に応じた返礼として、「メッセージ花火」(先着5人)や焼き菓子セットなどがある。
◇ミラカナとは 福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス。県内でプロジェクトを始める人の資金調達を応援するプラットフォームとして福井新聞社、福井銀行、福邦銀行が連携。CFのレディーフォー、応援購入サービスのマクアケいずれかを通じて支援・購入を募る。累計支援額は1億9千万円、プロジェクトの達成率は92%(数字は2023年7月末時点)。
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