京都サンガ、神戸に逆転負け 今季2度目の3連勝逃す

前半、ゴールに迫るサンガの豊川(ノエビアスタジアム神戸)

 J1京都サンガFCは3日、ノエビアスタジアム神戸で第26節の神戸戦に臨み、1-2で逆転負けを喫した。今季2度目の3連勝を逃した。勝ち点は29、順位は14位のまま。

 サンガは、前節福岡戦(2-0)から先発2人を変更。GK具聖潤(クソンユン)が3試合ぶりに先発し、イヨハが11試合ぶりのスタメンとなった。2試合連続ゴール中の原や、けがによる長期離脱から前節に復帰した武田も先発した。

 サンガは序盤から攻守で相手を上回り、試合を優勢に進めた。前半6分、GK具のゴールキックから敵陣右サイドで相手のクリアミスを誘い、原がボールをカット。中央へ持ち運んで左足で先制ゴールを奪った。同12分にも豊川がシュートを放ったが、相手GKの好セーブに阻まれた。同18分、自陣右サイドのクロスボールをゴール前でクリアしきれず、同点に追いつかれた。前半終了間際には、福田の右クロスに遠いサイドで松田がボレーシュートを放ったが、これも相手GKに防がれた。

 後半7分には、後半から出場したパトリッキの突破を許し、そのままゴールを決められた。その後、パトリックや井上、今季リーグ初出場となる宮吉の投入でゴールを目指したが、1点が遠かった。

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