「緊張で震えたけど」安全に自転車走行 全国大会で10位入賞の京都・亀岡の子どもたち

実技に挑む京都・亀岡市立千代川小の6年生(東京都江東区・東京ビッグサイト)=同小提供

 今年の「交通安全子供自転車全国大会」で、京都府代表で出場した千代川小(京都府亀岡市千代川町)6年生の女子4人が10位入賞を果たした。児童たちは「緊張で手足が震えたけど、実技は練習よりもうまくいった」と、メダルとトロフィーを手に笑顔で振り返った。

 大会は9日に東京ビッグサイト(東京)であり、全国44都道府県の代表が参加。8の字やS字などの走行技術を試す実技と、交通ルールの知識を問う筆記で計1200点からの減点方式で競った。

 筆記は対策していなかった分野の問題が多く、児童の一人(12)は「出来は最悪だった」と苦笑い。一方で実技は、2カ月以上にわたる猛特訓の成果が発揮できたという。中澤博幸校長は「想像以上にレベルが高かったが、仲間意識の高さと質の高い練習、地域の皆さんの応援で結果を出せた」と4人をたたえた。

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